この仕事をはじめたきっかけは自分自身が聴覚障害を持っていたことに始まります。聴覚障害により、企業の内定を取り消されたり車の仕事に従事しようとしても「機械音を聞き分けられない」という理由で働くことができませんでした。それらの経験があり、生活介護や就労支援の仕事をはじめ、やがて児童発達支援の仕事を始めて10年になります。自分の経験を活かし、多くの子供たちの支えとなれるようこの施設の運営をはじめました。

私は、かつて大人の発達支援に携わってきた経験があります。その利用者の方を支援しながらみていると「もし子供のころからこんな支援が出来ていたら」と思うことが多々ありました。大人を先に見たからこそ児童支援の際に分かることもたくさんあり、子供のうちにしておいたほうが良いことを大切にして計画書に取り入れています。

当施設のスタッフたちは、子育てを経験して卒業した方や、児童発達支援の経験者に積極的に働いてもらってます。施設ではまず大人も子供も笑顔で、楽しさが重視であることを心掛けています。働く環境が素敵だからこそ関わる全ての人が笑顔になれるように努めています。